キッチンにあるものでok!子どもの不調に役立つアーユルヴェーダのホームケア

アーユルヴェーダでは、ホームレメディと呼ばれるような、キッチンにあるスパイスや食材で不調を改善する方法があります。

こどもの不調に多い症状の対処法をご紹介しますね。

 

ただし、初めて食べる食材は少量から始め、昼間にお試しください。

アレルギー反応(かゆみ、発疹、嘔吐など)が出た場合は、すぐに専門医にご相談ください。

何か心配なことがあれば、医師に相談しながらご活用ください。

※特にはちみつは、1歳を過ぎてから。乳児には乳児ボツリヌス症にかかることがあります。

  

【便秘】

  • レーズンを牛乳に浸して食べる
  • 水をたくさん飲む
  • リンゴはNG

牛乳は乳脂肪分があり、レーズンの食物繊維と合わせて排便を促します。

乳糖不耐症の場合は、レーズンのみにします。

レーズンの食物繊維は、水溶性・不溶性の両方があり、腸内の動きや水分量に作用します。

離乳食を始めたばかりのお子さんには、レーズンは小さじ1杯未満にします。

 

【下痢】

  • リンゴ
  • リンゴジュース
  • 牛乳はNG

リンゴは4つ切りし、皮はむきます。なべで弱火で柔らかくなるまで水煮にします。

ジュースの場合、ストレートジュースと表記のあるものか、リンゴをすりおろして出た汁を活用します。

牛乳は冷えにもつながりますので、下痢の時はとらないようにします。

 

【咳】

・甘草(カンゾウ)とはちみつ 1日に3回

甘草(カンゾウ)は別名リコリスといい、ハーブやスパイスを扱うお店や、漢方のお店で購入できます。

甘草(リコリス)は長期間の使用は避け、短期間での効果を確認しましょう。

はちみつはアーユルヴェーダでは薬として大切に扱われています。咳や呼吸困難の症状に使います。

※アーユルヴェーダでは、はちみつに熱(体温以上)を加えることはNGです。

はちみつを購入する時も、加熱など加工していないものを選ぶようにします。

養蜂場や生産者がはっきりしている製品をおすすめします。

 

【風邪】

・ユーカリ、トゥルーシー(ホーリーバジル)をお湯に入れて蒸気をかぐ

ユーカリもトゥルーシーも、ティーパックなどのハーブティーを活用すると便利です。

ユーカリは観賞植物としても素敵ですよ。

 

【風邪、インフルエンザ】

・トゥルーシー(ホーリーバジル)小さじ1、ショウガの粉1~2g、はちみつ小さじ1

トゥルーシーが入手しにくい場合、次のネットショップをおすすめします。

育てている方が運営されています。

 

アーユルヴェーダのホームケアは、自然の力を活用した優しいアプローチです。

こどもの健康を見守る一つの方法として、ぜひ無理なく取り入れてみてください。